馬徳とBOOK-OFF
言わずと知れた、日本全国あちらこちらに店舗が存在する
中古本、中古CD、その他の宝庫「BOOK-OFF」。
馬徳にとって音源購入のための重要な場所の1つだ。
値段の付け方は店によってそれぞれだが、
A店では750円だったのが、B店では250円だった。
なんて事もあるので、購入する側にとっては非常に有難いものであり、
品質管理もBOOK-OFF以外の店と比べて一段上をいっている。
某店のように、ケースを開けるとホコリが付いてたなんてのはまずほとんど無い。
・・・まあ、店によってはそうじゃない所も有るかもしれないけど。
ただ、気を付けなければならないのは、ここは中古屋だという事だ。
ジャケットがひん曲がってたり、ヨレてたり
色あせてたりする事はあるし、
ジャケットの状態が良くても、CDをみたら細かいキズが有った、
なんて事もあるので、購入するならそういう覚悟が必要だ。
でもどうしても気になる時は店員さんに頼んで中身の状態をチェックさせてもらおう。
頼めばさせてくれるから。
馬徳は状態に関して物凄くうるさいタチなので、
購入の際は、まずジャケットの細かな点検を行なう。
気になれば当然中身の状態の点検もさせてもらう。
店からすれば厄介な客だけどね・・・。
まあ、ジャケの状態が良く、ケースにあんまりキズが無ければ
中身のCDの方も大体安心して良いと思う。
「そこまでしなくても」と思う方がいると思うけど、あえて言おう、
その考えは甘いと。
考えてみてほしい。
購入したとしても、必ずしもその音源を気に入るとは限らないのだ。
そうなれば当然、自分の手元に置いとく必要は無くなる訳だし、
売る事を考えるだろう。
そうなった際、その音源の状態が悪かったら買取金額も下がってしまう。
中古屋で音源を購入するなら、そこまで考えなければならないのだ。
そういう時にやっておくべき事を、このページを見ているあなたに教えよう。
まずは上記のように状態を確認する事。
ケースにキズが有り、それが酷いものであればケースを代える必要が有る。
新品のケースは5枚一組とかで家電量販店とかその他の店に行けば売っているので
簡単に手に入る。
ただ、ケースを代えるのはその音源と状態を見て考えなければならない。
ケースの状態が最高でも、ジャケやCDの状態が良くなければそれは不自然だ。
だからジャケやCDの状態に合ったケースを選ぼう。
そしてもう1つ、その音源のバンド、アーティストが売れてるかどうか、という事。
売れていればその音源は世の中に多量に出回っている。BOOK-OFFで
買い取られる事も多いだろう。そうなれば買取金額は当然落ちる。
馬徳本人の経験上、BOOK-OFFでは現在、大体10円〜200円で
アルバムは買い取ってもらえる。発売してそんなに過ぎてなければ
もっと上の額になるだろうけど。で、店の在庫が多ければ、いずれ最低の10円になる。
新品のケースを買えば、その分かかった費用を回収する事を
考えなければならない。
10円で買い取られる様な音源では、新品のケースに代える意味が無いのだ。
次にケースとCDの汚れを落とす事。
新品のケースは必要無いが、見た目にはわかりづらくとも
CDやケースは汚れてたりするものだ。だから出来るだけ汚れを取ってやる必要が有る。
使う物はティッシュで良い。ただ、ティッシュも業者によっては粗い作りのモノが
あるので注意が必要。自分で良いと思ったのを見付けて欲しい。
で、CD、ケースとも、息を吹きかけてティッシュで拭く。
でも夏場の暑い時期はこれは出来ない。
CDは上下の面を拭くのだが、
力の加減には特に気を付けなければならないので
気を付けよう。優しく、優しく、キズが付かない様に力を抜いて。
最後に、日頃から1、2ヶ月に1度くらいは必ず店に寄っておこう。
店で売られている品を見てまわり、それぞれの音源が今どれくらいの値段で
販売されているのか確かめておく必要が有る。
250円で売られているCDが有ったとして、もしそのCDを自分も持っていて
売ろうとした際は、その店では売るべきではない。250円で売られているCDが
高値で買い取ってもらえるはずは無いからだ。
前もって調べておけば、その心配も無くなる。
でも、何処の店も同じだったら、潔くあきらめよう。
人間、時に妥協も必要だ。