０８年１０月２５日
初のメタルLIVE
「陰陽座」全国ツアー2008「魑魅魍魎が夜を行く」の
長野公演に行って来た。
実は馬徳は陰陽座の音源は１枚も持っていないのだが、
じゃあ何でライヴに行くのかというと、馬徳はまだメタルのライヴに行った事が無いからだ。
ライヴ自体はこれが２度目だが、メタルのはこれが初体験だ。
ライヴは本当に久しぶりだ。5年前に「ZIGGY」のツアーの際に行って以来だからなあ。
それ以来、馬徳の好きなバンドは全然長野に来ないんだもんな。
大抵新潟県の方に行っちまうし・・・。
長野県てのはあまり儲からない場所だと思われてんのかね？
で、今回の会場は「長野 CLUBJUNKBOX」。上記のZIGGYが
5年前に来た際と同じ会場だ。
仕事が終わるのが少し遅れてしまって、急いで会場に向かったのだが、
時間帯が帰りのラッシュ時だったため、車がなかなか進まず、イライラした。
午後6時10分頃に会場の近くに来たのだが、その前に近くに有る
タワーレコードに行って買う物が有ったので、急いで店に入る。
目当てのDVDを見っけてレジに向かおうとすると、お宝を発見した。
新古品だ！！
2千、3千円のCDがみんな500円になってる！！！
こ、これは見逃す訳にはいかねえよ、とばかりに商品カゴに向かう。
他の奴等に渡すものか、とばかりに、他の客がよく見る事が出来ない様に
覆い被さる様にして妨害する馬徳。
みっともない、とか言わない様に。
薄給の馬徳にとってこういう時はまさに千載一遇の好機というもの。
まだ見ぬ良盤を求める者はその好機を逃すべきではない。
いつ横から手が入るかわからないのだから。
まあ、単に早いもの勝ちと言ってしまえばそれまでかもしれんけど・・・。
で、カゴを漁った結果、1枚良い感じのがあったので購入した（ジャケ買い）。
もう1枚くらい有ってほしかったな、と思う。
しかし、時間気にしてんのに何でこんな時にこういうのが有るかねえ・・・。
急いで会場に向かうと、まだ開演には時間が有った。
当日券を購入して中に入る。中はもう観客で一杯になっていた。
観客の年齢層は大体が２０〜３０代だったが、５０代くらいの人もいた。
男女の割合は６：４くらいだった。
観客の中に入って行く事は出来ず、最後方左側で観る事になる。
そんなに待たされる事無く、SEが流れ出す。
メンバーが出て来ると歓声が起こり、ライヴスタート。
２曲目のサビで観客は大合唱！！みんなそれだけ聴き込んでるんだな。
馬徳は歌詞を知らないので合唱出来無い。腕を振るしか出来無いのがちょっと悔しかった。
４曲目のサビでは多くの観客が扇子を振る。これが陰陽座のライヴにおける
スタイルの１つなんだな。
４曲目の後、MC。Vo.黒猫が普通に喋ると何か司会のお姉さんみたいな感じに
聴こえる。この後から中盤にかけて、ミドルテンポ、聴かせる系の曲が続く。
シングル曲「紅葉」もこの中で演奏された。
そしてようやく疾走曲再開。馬徳が知っている数少ない曲の１つ、
組曲「義経」が来たッ！！
この曲は馬徳が愛読する音楽誌「ロッキンf（現We ROCK）」の付録DVDに
PVが収録されていたので覚えていた。
観客もみんな盛り上がっていた。馬徳もテンションアゲアゲで腕振ってた。
前の方でロン毛の兄ちゃんがヘドバンをかましまくっている。
そう、馬徳もコレをやりたかった。メタルのライヴに来た目的の１つが、
ヘッドバンギングをする事だった。
でも、周りでやってる人がほとんどいなかったのでやらないままだったんだが、
そんなの知った事か、とばかりにヘドバンかます兄ちゃんを見て馬徳も動く。
最初こそぎこちなかったけど、次第に周りが気にならなくなり、
思い切りヘドバンをかましまくる。
ついでにエアギターならぬエアベースもかます。
そうだ、ライヴは楽しんだ者勝ちだ。自分が見られてる訳じゃないんだ。
本編終了後、当然アンコールを観客が求める。ただし、
「アンコール」ではなく、「陰陽座！！」と声を上げていた。
メンバーも応える。何とまあ、５回もやってくれるという太っ腹ぶり。
なんてサービス精神に溢れているんだ陰陽座。
アンコールで流れた曲はほとんどが疾走曲。ヘドバンかましまくりだ。
馬徳は最後にはもう声が枯れちゃって出なくなっちゃったよ。
腕振って、ヘドバンかまして、鼻水流れるわ汗まみれになるわだったけど、
曲知らなくたって周りの盛り上がりに感化されて一緒になって楽しんだ。
日頃の嫌な事とか、何もかも忘れて思い切りバカになって楽しんだ。
Ba.の瞬火がMCで言ってたけど、良い意味でみんなバカになって楽しんだ。
本当に楽しい時間だった。来て良かったよ。ありがとう、陰陽座！！
終演後に買って飲んだアクエリアスが、最高に美味かった。