０９年１月２３日
「キングダム」読もうぜ！！
今、馬徳の中で一番熱い漫画。それがこの「キングダム」だッ！！
内容は「古代中国王朝戦国モノ」で、馬徳の好みど真ん中。元々馬徳は
日本人の三国志のバイブルともいうべき横山光輝の三国志から
古代中国王朝に興味を持ち始めたのだが、この漫画の舞台は三国志の時代よりも
遥か昔の紀元前、春秋戦国時代である。
三国志の時代よりも多い七つの国がしのぎを削る乱世の時代、その七国の内の
一つ、「秦国」において、下僕の少年・信と漂は、いつか戦で手柄を立てて、
天下に名を残す大将軍に成り上がる事を夢見て修行に励む日々を
送っていたが、ある日、秦国の大臣に出会った事から物語の歯車が動き出す。
とまあ、こんな感じかな。
まあ、物語はそんな感じで始まるのだが、連載当初は人気が取れず、
掲載ページは毎号最後方である事が多く、打ち切りはそう遠くないだろうな、
と思っていたのだが、５巻辺りから国家VS国家な展開になり、人気を回復し、
今では掲載誌「ヤングジャンプ」のエース格にまで成長した。
絵はアクが強いし残酷描写も有るため、ダメな人は絶対にダメだろうが、
戦国モノ好き、「ベルセルク」の黄金時代編が好きな人、「漢」の漫画が
読みたい人には強くオススメ出来るぞ。
個人的な見解を言うと、鎧とか武器とかその他に時代的な面でツッコミ所が
有ったりするんだけど、そこは気にしないでおこう。
古代中国王朝戦国モノで横山三国志以外に評価されてる漫画には
昔「モーニング」で連載されてた「蒼天航路」が有るが、このキングダムは
それに続く大きな評価を得る作品になるだろうと思っている。
このまま良い感じで進んで欲しい。