09年12月24日
真面目な話
クリスマスですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
馬徳は去年同様、今年の年末も仕事であります。貧乏暇無しです。
不況って嫌ですよねぇ・・・・・・。ハァ・・・(ため息)。
まあ、それはともかく、今回はいつもより真面目な話に少々お付き合い下さいな。
前回のDiaryで記した様に、ここ最近は大きく動いてはいないのですが、
近場の店にはちょいちょいと寄っています。
そして見付けたサプライズ後輪!!・・・いや、降臨。
「OH! ニホンゴ ムズカシイデ〜ス。HA〜HAHAHA。」
・・・なんて馬鹿はさておき、
某複合量販店にて、年末のサプライズに遭遇したのであります。
新古品CDの500円セールです。
当然、薄給の馬徳がこの絶好の機会を逃すはずが無かったのですが、
馬徳が興味を抱いているバンドやアーティストの音源はあまり無く、
5枚の購入に留まりました。
欲しいと思っていた音源だから、それを安く購入出来たのは嬉しい。
けど、後になって虚しくなってきた。
こういう事をしなければならない程にCDが売れてないという事に。
90年代のタイアップ全盛期と違い、携帯などに金が掛かったり、
ネットでダウンロードすれば音源が手に入れられる現在は、聴き手が
「CD」という形で手元に残しておきたいと思うだけの音源を、
それだけの「良い曲」を求められている時代なのだ。
そしてその傾向は、今後、ますます強くなっていき、いずれはCDも
消えてしまうのだろう。馬徳はCDで手元に残しておく方だが、
馬徳の様に、主に中古屋で音源を購入している者は
音楽業界にとって敵であり、悩みの種だと思う。
だが、それは間違いだ。
聴き手にそうさせているのは業界の者達なのだ。
買い手をその気にさせないつまらない曲ばかり作っているから
現在の状況を招いているのだ。
今年のオリコン等のJ-POPヒットチャート上位(1〜3位)を得た曲で、
馬徳が「良い曲だな」と思った曲は2〜3曲程度しかない。
J-POPに対して、それなりの懐の広さを持っているつもりだが、
記録には残っても記憶には残らない様な曲ばかりで、
馬徳が最も望むハードでアグレッシヴかつメロディアスなロックが
上位を得る事など、一度たりとも無かった。
馬徳がそういうモノを求めてHR/HMに傾倒していくのは当然の流れと言える。
その手のバンドが良い曲を書けてないというのも有るかもしれないが、
レコード会社の努力不足も有るだろう。
いくら良い曲作っても人に聴いてもらう機会が無ければ意味が無い。
いずれは名曲、名盤を生み出すかもしれない可能性を秘めたバンド、アーティストも、
活動を継続するためにはある程度売れなきゃならない。
それが現実であり、ビジネス面を無視する事は出来無い。
馬徳はそれを否定しない。
だから自分が気に入ったバンド、アーティストには、
それなりの大きな存在になって欲しいのだ。
HIPHOPやR&Bは個人的に好かないが、無くなってほしいとは
思わない。ロックばかりじゃつまらないと思うし、
それ等が有るからロックの良さを認識出来るというのも有るだろう。
混在で構わないから、ロックの復権を強く望む。
その要因となるバンド、アーティストが出て来る事も望む。
HIPHOPやR&Bが主流な現在のJ-POPシーンに変革を望む。
・・・とまあ、長々と記してしまったが、変な方向にズレたりしてないか、ちと不安。
まあ、変だと思ったら馬徳の文章の構成力が不足してると思って
諦めて下さいな。とりあえず言いたい事は記したので。