朝倉紀行

(日本)

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

オリジナル・サウンドトラック」(96年作)

1.序曲 君は誰を守っている(Strings Version)  2.そばかす(JUDY AND MARY)

3.君は誰を守っている(Original Mix)  4.緋村剣心(Original Mix)  5.緋村剣心(Gut Guitar Version)

6.飛天御剣流  7.強くなりたい  8.悪一文字  9.神谷活心流  10.神谷 薫(Gut Guitar Version)

11.想い-踊れないワルツ-(Gut Guitar Version)  12.悪ノ一〜信じるがゆえに〜

13.悪ノ二〜もう一つの維新〜  14.悪ノ三〜殺意の裏側〜  15.神谷道場  16.あやめとすずめ

17.牛鍋でパァー!っと・・・  18.でもネ!ほんとはネ!・・・  19.剣術小町

20.君は誰を守っている(Acoustic Version)  21.想い-踊れないワルツ-(Strings Version)

22.神谷 薫(Original Mix)  23.君は誰を守っている(Electric Guitar Version)

東京都出身の作曲家・ヴォーカリストが音楽を務めたアニメの1stサウンドトラック。

ネットで調べた所、82年に「朝倉紀幸 & GANG」Vo.としてデビュー。

後に作曲家へと転向し、数々のアイドルやアーティストに楽曲を提供。

91年からTVアニメのサウンドトラックにも進出する様になったという。

今作は週刊少年ジャンプで連載された人気作「るろうに剣心」

アニメのサウンドトラックである。原作で言う東京編で多く使われた楽曲が

収録されていて、キャラクターをイメージした曲主である

戦闘場面等で使用されるロック調の激しい曲、

切ない感じを演出するメランコリックな曲、

日常の風景を描いた微笑ましいポップな曲などと色々である。

馬徳は原作が好きだったので当然、アニメの方も見ていたのだが、

正直、内容や出来に関してはイマイチな所が多かった

作画レベルが回によってバラバラ。戦闘シーンはスピード感に欠ける

効果音がショボさ極まるモノだわで不満タラタラ

特に東京編は音楽が内容にマッチしていないモノが多かった

何より、原作との設定の違いが顕著な上、大幅なアレンジが加えられた結果、

話が全く変わっているエピソードも有ってガッカリさせられた。

そんなんだから京都編が始まるのが待ち遠しかったよ。

今作に関してはアニメ版のファンであっても特に手元に置いとく必要性を感じないわ。

評価 60点

10,19がオススメだ。

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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

オリジナル・サウンドトラックW -Let It Burn-」(98年作)

1.welcome to my nightmare  2.curved air  3.dancing madly backwards  4.lunatic

5.preacher  6.justice  7.let it burn  8.shades of cloud  9.lightning

10.typhoon  11.let it rain  12.little wing

東京都出身の作曲家・ヴォーカリストが音楽を務めたアニメの4thサウンドトラック。

通常、レビューしていくなら順番に行なうものだろうけど、

気に入らなかったモノを優先しなければならない個人的事情ゆえ、

今作を先にレビューする。

4枚目の今作では京都編以降のアニメオリジナルのストーリー

主に使用された楽曲が収録されている。

戦闘場面等で使用される様な激しめの曲は皆無

盛り上がりにも乏しい曲ばかりだが、雰囲気の演出に際しては

実に効果的アトモスフェリックな曲が多く収録されている。

「こんなの有ったか?」と思った曲も有るけどね・・・。

穏やかかつ静か日常の風景を描き、時に草笛の様な音色で

寂しげな哀愁を放つ1曲目。ピアノが奏でる憂いを帯びたメロディーに

笛系楽器ストリングスSEが絡む7曲目。

清楚な雰囲気を演出するも、短めなのがちと勿体無い11曲目。

個人的にはこの3曲がオススメやね。

全体的には普通の出来で、1曲1曲は決して悪くないけど

1枚の作品として購入するにはオススメは出来無い作品である。

評価 45点

1,7,11がオススメだ。

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