BiG Lebowski

(日本)

「ビューティフルソングス」(04年作)

1.黒目のフォーカス  2.ジャンピング・ゴー・ゴー  3.遠出  4.ダウン・トゥ・ザ・ビーチ

5.サニーサイド  6.簡単な言葉  7.ロックン・ローニン  8.リターンポストカード

9.デリシャス・コンビネーション  10.The Goonies 'R' Good Enough(ボーナストラック)

京都の3人組ブラスロックバンドの1st(?)。

09年2月21日のDiaryで記した、32枚購入した内の1枚である。

ネットで調べても同名の映画の情報ばかり出て来て、彼等がどういうバンド

なのか全然分からなかったHP無いみたいだし、多分、解散してると思う。

歌詞カードを見てみると、メンバーはGt.兼Vo.Ba.Saxという構成で、

Dr.Per.トランペットトロンボーンはサポートである。

商品の帯「BRASS ROCK」と記されていたのだが、正直、その手の

音楽性のバンドを聴くのはこれが初めてなので、どんなサウンドを

聴かせてくれるのか、楽しみではある。

ホーンセクションのイントロで始まる1曲目はすぐにバンドサウンドで疾走を

開始するが、歌メロに入ると少しテンポダウンしてスカのリズムで走り、

サビ開放的かつの雰囲気を持ったエモメロディックな疾走を聴かせる。

2曲目は6、70年代のロックっぽいイントロで始まり、掛け声でもって

疾走開始。ホーンセクションも華やかに盛り上げるが、歌メロに入った途端、

を想起する南国風メロでスロー進行、盛り上げといてそれは無いだろう

と思ったら再び疾走。メロディーはパンク的な疾走へと展開。ホーンセクションも

効果的に盛り上げる。男共が熱い掛け声を送るが、女性コーラスは

下手というか、何かやる気無さ気なのがなあ・・・。それとサビが何処なのか

よく分からん。まあ、曲展開は面白いな。

3曲目はバンドサウンドによるグルーヴ感有るメロディーで走り、サビ

「奥田民生」の曲に有りそう明るく楽しく華やかなメロディーに展開。

良いねえ、コレ。バンドサウンドだけでも結構良いモノ作れるんじゃないか?

イントロでGt.夢の様な世界観を感じさせる音色を放つ5曲目は走曲。

情熱的なモノを感じさせるエモーショナルなメロディーが良い

こういう曲はホーンセクション無い方が良いな。余計に感じたよ。

6曲目はナリを潜める様なメロディーで進行し、サビ手前から疾走を開始。

ロックンロールに疾走するサビへと到る。曲後半のエモーショナル

パートも含め、なかなか良いな。

7曲目はノリ良いミドルテンポ曲。皆で盛り上がろうぜ的な曲だ。

ボーナストラックの10曲目は映画「The Goonies」の主題歌のカヴァーだ。

個人的にはグーニーズっていうと、映画版よりも昔懐かしきファミコン版

ゲームソフトが思い浮かぶんだよなあ。よくプレイしたもんだよ。

特に良い出来だった。個人的にはアクションゲームの名作だ。

で、肝心のカヴァーの方は・・・まあまあだな。

この手のバンドって馬徳が好かないただのパンクの様に一本調子

楽曲が大半を占めているんじゃないだろうか?という不安が

有ったのだが、バラエティ豊かな楽曲が揃っており、そこは安心。

個人的にはにもう少し厚みが欲しかったのだが、この手の音楽性では

そこは仕方無いのだろうなあ。

評価 75点

1,2,3,5,6がオススメだ。

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