CooDoo's
(日本)
「CooDoo's」(04年作)
1.Hold on I'm coming 2.青二才 3.プレゼント 4.アバンチュール
5.月を見ながら 6.一人旅 7.長い夜 8.7777
4人組ロックバンドの2ndミニ。
09年11月7日のDiaryで記した、49枚購入した内の1枚である。
ネットで調べた所、99年に前身のバンド「久藤's」が結成され、
00年12月に「CooDoo's」としての活動を開始し、05年に解散している。
某サイトでは今作に関して、
「イエモン+ミッシェルmeetsヒロト」と称されるくらい
日本のオーセンティックロックのエキスを集結した哀愁ロック。
と紹介されていたので聴いてみた所、
確かに上記のバンドっぽさを感じられるモノが有った。
1曲目は皆で盛り上がろうぜ的なパーティーチューン。
ドンドコしたDr.とBa.のリズム隊が昂揚感を煽るグルーヴを放つ。
2曲目は夕暮れの哀愁ミドルテンポ曲で、3曲目はレイドバックした
日常的メロディーの哀愁ミドルテンポ曲。「忌野清志郎」と
「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロトの要素が混ざった様な曲だな。
4曲目は「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」の如き爆走曲。
MICHELLE好きにオススメだ。カッコ良いぞ。
5曲目は3曲目の様な哀愁ミドルテンポ曲で、
6曲目は物悲しく、寂しげな黄昏のメロディーの哀愁/泣きスロー曲。
7曲目は何処か胸を焦がす様な叙情性を帯びた哀愁ミドルテンポ曲で、
サビでVo.が夕日に向かって咆える様な激情の歌い回しを聴かせる。
(馬徳の様に)熱いのが好きな人にオススメだ。
8曲目は有名TVゲーム「みんなのゴルフ」のCMで使われたらしい
晴れやかで陽気かつポップなミドルテンポ曲。
親しみ易く、聴いてて楽しい気分にさせてくれるキャッチーな曲だ。
個人的には4曲目の様な爆走、または疾走曲が
もう1、2曲有ってくれればなあ、と思った。そうすれば楽曲のバランスが
良くなって好感触な作品になったと思う。
あとは個性だな。上記の様な○○っぽいのは別に構わないけど、
彼等自身の個性という面に関しては薄いな。それが課題だ。
・・・まあ、とうに解散してるから今更だけど。
評価 77点
1,2,4,7,8がオススメだ。