DEF LEPPARD

(イギリス)

「EUPHORIA」(99年作)

1.DEMOLITION MAN  2.PROMISES  3.BACK IN YOUR FACE  4.GOODBYE  5.ALL NIGHT

6.PAPER SUN  7.IT'S ONLY LOVE  8.21st CENTURY SHA LA LA LA GIRL

9.TO BE ALIVE  10.DISINTEGRATE(インスト)  11.GUILTY  12.DAY AFTER DAY

13.KINGS OF OBLIVION  14.I AM YOUR CHILD

シェフィールド出身のハードロックバンドの7th。

某複合量販店にて、「1枚480円、3枚1,000円」セールで

格安かつ新品で購入したアルバムである。

前作「Slang」が当時の主流であったダークオルタナティヴ的要素

感じさせるモノであった様で、ファンの間では賛否両論となり、セールス的にも

4th5thに比べると伸びなかったという。その反省からか、今作では

彼等らしいサウンドが復活。セールス的には全盛期に追い付かないものの、

前作の不評を払拭し、DEF(略)健在を印象付けたのだそうだ。

キャッチーかつメロディアス明るくハジけたノリノリ(死語?)で

爽快な疾走ハードポップチューン「DEMOLITION MAN」掴みはOK!

2曲目のミドルテンポ曲「PROMISES」はメタル誌「BURRN!」

人気投票ベスト・チューン1位を取った曲らしいな。それも納得

イントロのGt.から良曲の予感を感じさせ、ポップかつキャッチー

メロディー、美しきコーラスメロディー派にはたまりません

3曲目は「HEY!」の掛け声が熱い情熱的なメロディーのミドルテンポ曲。

4曲目は叙情バラード。曲自体は悪くないんだけど、サビコーラス

の様なサラサラした加工(?)具合は合ってないと思うな。

6曲目の「PAPER SUN」ここでまた良いのが来たよ!!

このシリアスかつダークドラマティックなミドルチューンは1、2曲目の様な

明るい曲調を好むファンにはウケが悪いかもしれないが、個人的には

凄く良い慟哭のサビメロたまりません

8曲目はA、Bメロダンス系の曲っぽいノリを感じさせるミドルテンポ曲。

9曲目はゆったりとした優しいバラード。コーラス

「BACKSTREET BOYS」っぽいなどと某HR/HMサイトに有ったけど、

BACK(略)聴いた事無い(09年7月現在)ので良く分からん。

10曲目は疾走するインスト。80年代っぽさを感じる曲だな。

11曲目は若干AORっぽい感じのミドルテンポ曲。哀愁を含んだ

叙情メロディーは夕暮れ時良く似合うな。特にサビ良い

イントロのGt.カッコ良い13曲目は、大空を飛ぶ様な飛翔感を感じる

メロディアス叙情走曲。

中盤辺りまでは良い感じなんだけど、後半〜終盤にかけてそれまでの流れを

維持出来無いという評価が落ちる。後半〜終盤の間にもう一曲

キラーが有れば上手くまとまってたと思うんだけど。まあ、それでも全体的には

評価は高い方だ。アメリカンハードメロディアスハード

ハードポップ好きなリスナーに強くオススメ出来る一枚であると言えよう。

評価 84点

1,2,3,6がオススメだ。

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