後藤一機
(日本)
「Gone Fishing」(97年作)
1.GOOD DAY 2.AND THE DAY WILL COME(Album mix) 3.GRAPHIC 4.TRAIN SONG(インスト)
5.SWINGING DICK 6.YAMA CHAN 7.SHOW ME 8.SIREN & SILENCE(Static re-mix)
9.ZERO ONE 10.OSAKA WALKING 11.INAKA 12.GONTA 566 13.GONE FISHING(インスト)
2ndアルバム。
09年11月7日のDiaryで記した、49枚購入した内の1枚である。
ネットで調べた彼の経歴をまとめると、
93年に「ROCKS」を結成し、音源をリリース。95年にソロデビュー。
歌手として活動する傍ら、パフォーマーとしても活動しており、
TV、舞台公演等に多数出演している。
00年に大和魂をテーマにした歌とダンスのユニット「海月」を結成。
現在(11年10月)は東京フィルムセンター映画・俳優専門学校で
講師を務めている。
楽曲の音楽性は、オルタナ系の要素を含んだROCK/POPSで、
程度の差は有るけど退廃感を感じさせる曲が多い。全曲ミドル、スロー曲だ。
「打ち込みを基調としたリズムにハードなギターがねちっこく絡む」と
サウンドに関して、ネットでは案内されていた。
彼のVo.は世良公則辺りに近いハスキーな声質で、
好き嫌いは分かれると思うけど個人的には許容範囲だな。
バンドサウンドのハードさは音楽性的に調度良く、
サウンドプロダクションも良好で、Vo.、楽器、それぞれが聴き取り易い。
そして全曲ミドル、スローテンポながら、ダレを感じる事無く最後まで聴けるのも良し。
だが、全曲通してメロディーが今一歩といった感じの物足りなさを
感じるのだ。多様性にも乏しさを感じるのは音楽性ゆえか?
また、楽曲があまり印象に残らないのも音楽性ゆえか?
ダレ無く通して聴ける訳だから決して出来が悪いという訳ではないだろうが、
全体的な面で見ると地味な作品である。勿体無いな。
評価 73点
1,5がオススメだ。