LUNKHEAD
(日本)
「白い声」(04年作)
1.白い声 2.前進/僕/戦場へ
愛媛県出身の4人組ロックバンドのメジャーデビュー作である2ndシングル。
東京都世田谷区下北沢のライヴハウスを拠点に活動してきた、
いわゆる下北系のギターロックバンドである。
メンバー全員が愛媛県立新居浜西高等学校で出会い、卒業後の進学先が
早稲田、青山、法政、明治と、有名大学出身のため、
高学歴バンドと称される事が有るらしい。
音楽チャンネルで今シングル曲が流れた際に気に入り、しばらくして
BOOK-OFF某店にて、中古で105円で購入したのだ。
ドラマティックなイントロで始まる1曲目「白い声」は叙情走曲。
感情的に弾き回されるGt.と共にバンドサウンドは疾走を開始。
歌メロはテンポダウンし、鬱っぽい暗さを感じる雰囲気の叙情メロで進行し、
到ったサビは叙情的かつエモーショナルに疾走。そのメロディーに乗せて
歌い上げるVo.は、泣きを感じさせる切ない歌い回しを聴かせる。間奏では
泣きを放つエモーショナルなギターソロが聴けるぞ。良いなあ、このソロ。
そして心の情景を感じさせる詞も良いぞ。シリアスな曲を好む
リスナーに強くオススメ出来る一曲であると言えよう。
2曲目は・・・何つーか、テクノっぽさを感じるアップテンポ曲だな。
バンドサウンドではあるんだけど、打ち込みっぽいと言うか・・・ねえ。
電子音が加わっているせいかな?曲の出来自体は悪くないが。
しかし、1曲目と2曲目じゃ、えらい雰囲気が変わるなあ。このレビューを作成している
現在(09年9月)、彼等の音源は今作とBestしか持ってないのだが、
聴かなきゃならない音源が他に沢山有るため、Bestの方はまだ未聴なんだよね。
ってゆーか、まだ封すら切ってないし・・・。
まあ、それはともかく、まずはオリジナルアルバムの方から聴いてみたいんだよね。
この雰囲気の差は今作だけなのか、それともアルバムでは
多様性溢れる楽曲が揃っているのか、確かめたいものですな。
期待が持てそうなバンドなので、楽しみやね。
評価 60点
1がオススメだ。