Mr.Children
(日本)
「youthful days」(01年作)
1.youthful days 2.Drawing
日本の超有名ロックバンドの21thシングル。
知名度十分な彼等だから説明する必要無いと思うので省く。
今作収録の2曲はどちらも某TVドラマの主題歌に使用されたモノなのだが、
馬徳自身はドラマなんぞ滅多に見ないのでそこから知った訳ではない。
音楽チャンネルで1曲目のPVを見て気に入ったので購入に至ったのだ。
・・・と言ってもBOOK-OFFで中古で105円で買ったんだけどさ。
ちなみに、彼等の音源は今作が初購入だ。
1曲目の「youthful days」はポップな疾走メロディアスチューン。
個人的には彼等の曲はミドルテンポの曲ばかりというイメージが有るので、
彼等の曲にしては結構疾走しているのが以外に感じられた。
アルバム聴いた事無いから実際はどうなのか分からんけどね。
「オラ、スッゲェワクワクすんぞ」といった具合に高揚感を煽るリズム隊。
心地良く吹き抜ける風の如く柔らかく舞うストリングス。
夏の暖かみを感じさせるGt.。
切ないサビメロはストリングスがドラマティックに盛り上げる。
良いケツ・・・もとい、良いメロしてやがるぜ、チクショーめ。
2曲目の「Drawing」はスロー曲。しめやかかつしおらしく進行し、サビでも
大きく盛り上がる訳でもなく、そんなに大きな変化は無い様に感じられるのだが、
染み入る様に胸に迫り、胸を打つこのサビは
ハッキリ言って絶品だ!!
物悲しくて、寂しげで、切なくて、泣きも含んでいる叙情メロが
馬徳のロックハートの琴線に触れまくり、涙出そうになっちまったよ。
暗く悲しくも美しく、メロディー派なら一聴の価値有りだぞ。
畜生!こんな良い曲2曲も聴かされたらアルバム聴きたくなっちまうじゃねえかよ!!
・・・・・・とはいえ、彼等は売れ線の位置に居るバンド。
馬徳が彼等のアルバムを手にするのは、彼等が解散、または活動休止でもして
5年程過ぎて過去の人達となったらだろうな。
馬徳は基本的には売れ線に背を向けるタイプなもんで。
馬徳が今までに気に入った売れ線の音源は、大体がそういう過程を経てから
馬徳の手元に来る訳よ。彼等が過去の人達になる事が無ければ、
今作の様にシングル以外は一生聴く事無いだろう。
評価 70点
全曲オススメだ。