NUMBER ONE SON

(イギリス)

「LESSONS」(03年作)

1.HIT THE GROUND RUNNING  2.DAYS SPENT  3.RENEWAL  4.THE EYES HAVE IT

5.ALL FALL DOWN  6.PICTURE PERFECT  7.RESIDUE  8.PULLING STRINGS

9.CLEAR LIGHT OF DAY  10.LESSONS  11.FORMATION  12.THESE SPACES INBETWEEN

13.MAKE WAVES(ボーナストラック)  14.JUST TUNE IN(ボーナストラック)

2ndアルバム。

TSUTAYA某店にて、値下げ品として500円で販売されていたので購入してみた。

馬徳はUKロックが苦手である

今まで、幾つかのバンドのアルバムを聴いたものの、

1枚として馬徳を満足させてくれる物は無かった

具体的には「CHARLATANS」とか「R.E.M.」とか「KULA:SHAKER」とかね。

だが、UKラウドロックUKメタルなら大丈夫だ。

「DRAGON FORCE」だってUKメタルだしな。

このNUMBER ONE SONは、母国イギリスでは大して期待されてるバンドでは

ないらしいが、そんな事は馬徳は気にしないから別にいい。

少なくとも、馬徳は良いと思ったのだから。

楽曲はラウドな中にメロディアスさも備えている。Vo.シャウト弱い

歌唱力は有る方だ。声質は特に個性的ではなく、何処にでも居そうな声だけど。

1曲目は硬質邪悪Gt.の音が流れる中、かけ声1発壮大に歌世界の扉が

開かれる。歌メロに入ると淡い感じの歌唱になるが、サビでは再び世界が広がる。

2曲目はのっけから上記の通りのあまり強くないシャウトが出て来る。

普通歌唱とシャウトの後、普通歌唱で走ってメロディアスなサビに到る。

曲目は静かな朝をイメージするイントロから始まるミドルテンポ曲。

曲本編のメロディは穏やかであるけれど、焦燥感を含んでいる。

4曲目は日の出をイメージするイントロから、物憂げ調

本編に入るミドルテンポ曲。サビが壮大力強いメロディーだ。

7曲目はドラマティックなミドルテンポ曲。Gt.ミョンミョン鳴いているのが

印象的で、サビになると盛り上がるのだが、何かこういう曲多いな、今作

8曲目はミドルテンポ曲。人の鬱屈した内面を表現したかの様な

イントロから始まる曲で、Gt.Ba.がそれを上手く表現している。

10曲目は危険な雰囲気を纏った緊迫感を感じるイントロから始まる曲。

歌メロになると淡い感じで歌うのだが、サビになると緊迫感が再開する。

・・・ってコレ1曲目と同じ展開じゃねーか。

この似た様な展開が多いのは今作のマイナス点だな。

あと後半から終盤にかけて、それまでの良い流れを維持出来なくなっている。

この欠点を改善してくれる事を次回作で期待したいのだが、

日本では今作以降はリリースが無い。解散してしまったのだろうか?

評価 77点

1,2,3,4がオススメだ。

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