PLEIADES
(日本)
「false」(不明)
1.『 』 2.FAKE 3.neo graphy 4.×××DOLL 5.天使の翼(はね)
ヴィジュアル系ロックバンドのミニアルバム。
09年5月18日のDiaryで記した、55枚程購入した内の1枚だ。
ネットで調べてみた所、96〜98年の前後辺りに関東で活動していたらしい。
CDとしての音源は今作が唯一のモノである様だ。
Dr.が後に「GRAND ZERO」のメンバーとして活動している。
楽曲は特に変わった所の無い普通にヴィジュアル系な曲ではあるが、
今作が出たのが90年代後半であるのなら、当時のインディーズ音源としては
出来の良い曲が収録されているぞ。
1曲目はオルゴールっぽい短いメロディーのイントロで、そのまま続く2曲目で
バンドサウンドでもって走り出す。当時(90年代後半)のメジャー音源の様に
メロディアスな部分が強調されてて力強さに欠けたサウンドではなく、
ロックの力強さを多少感じられるのは良いのだが、間奏のギターソロを
聴いてると「やっぱ当時のモノだなあ」と思えてしまうな。
3曲目は照らし出す様なライトさと浮遊感の有るメロディーの曲で、
キャッチーという程ではないけど親しみ易い曲だ。
4曲目は走曲。何か1曲目と似た感じがするなあ。
ラストの5曲目はヴィジュアル系の曲に割と有りがちな感じの走曲。
メロディアスなサビを聴いてると尚更そう思えるな。
欠点としては歌詞だと思う。聴いててメロディーに合ってない様に
感じられる所が幾つか有ったからなあ。
捨て曲程の曲は特に無いし、ロックの力強さを感じられるのも良いのだが、
メロディーがちと弱いのが残念だ。まあ、バンドサウンドがメインで
Key.やSyn.が活躍しているメロディアスなモノではないので、
その辺りは仕方無いか。
評価 72点
3,5がオススメだ。