PRIME TIME
(デンマーク)
「THE UNKNOWN」(97年作)
1.Living on borrowed time 2.Closer to the soul 3.The unknown 4.Secrecy 5.Lovers lane
6.Eyes of the maker 7.The powers that be 8.The wind beneath my wings 9.Unity
「NARITA」のヘンリック・ポールセン(Gt.)が中心のプロジェクトの1st。
08年9月に長野県上田市に有るメディア書店にて、新古品で780円で計6枚
購入した内の1枚だ。「CENTAUR」の3rdに続いて、これで3枚目のレビューである。
「ROYAL HUNT」のアンドレ・アンダーセン(Key.)が参加しているので
北欧メタラーが注目しそうだ。そしてVo.は元「ELEGY」の
エドゥアード・ホーヴィンガだ。
楽曲は特に強調する様な所の無い普通のメロディックメタルで、
全曲通して馬徳を満足させてはくれなかった。
Vo.の厚みが無くて力強さに欠けたちょっとハスキーな声質は馬徳の好みではなく、
各曲は良いフレーズは部分的に有るのだが、曲展開が悪いのか、
単にメロディーが弱いのか、イマイチ馬徳のメタルハートを掴めないのだ。
正直、今作を聴くより「RIDE THE SKY」を聴く事をオススメする。
評価 40点
オススメは無し。
「THE MIRACLE」(98年作)
1.Shadows 2.The Miracle 3.Shine On 4.Judging Eyes 5.Stepping Stone
6.Touched 7.Refugee 8.Seven Doors Hotel(EUROPEのカヴァー) 9.Lake Silver 10.Save Me
「NARITA」のヘンリック・ポールセン(Gt.)が中心のプロジェクトの2nd。
1st同様、08年9月に長野県上田市に有るメディア書店で購入した
新古品で780円で計6枚購入した内の1枚だ。今作で4枚目のレビューである。
1stとはメンバーが一部変わっていて、今作では「ROYAL HUNT」の
元メンバーだったトニー・ラーム(Gt.)が参加した事により、ツインギター形態となった。
アンドレ・アンダーセン(Key.)は今作では不参加である。
あとDr.も変わっている。Vo.は変わらずでエドゥアード・ホーヴィンガだ。
ツインギターになった影響か、楽曲は厚みが増した分力強くなっている。
これは良い変化だと思うし、個人的にも今作のサウンドの方が良い。
ただ、Vo.がなあ・・・。
Vo.の全てが嫌という訳じゃないんだけど、声質が曲の良さを半減させてる部分が
幾つか有るため、アルバム自体に良い評価を出せないんだよな。
あと、これが今作最大の欠点なのだが、
オリジナル曲よりカヴァー曲の方が今作で一番の出来に聴こえるんだよ。
8曲目の「EUROPE」の名曲「Seven Doors Hotel」。
馬徳も好きな曲だが、この曲だとエドゥアード・ホーヴィンガのVo.が気にならない。
名曲は時代を超えるものだと教えてくれた。
まあそんな訳で、このプロジェクト、3rdが出てるそうだけど
Vo.が変わらなきゃもう買う気にならんな。
評価 48点
8がオススメだ。