SPIKY
(日本)
「SPIKY ON THE WAY」(02年作)
1.Final Disgusted 2.Wishes 3.Little by little 4.Moon Beam Story 5.Together with
1stミニアルバム。
ネットで調べてみた所、Vo.兼Gt.のmasaを中心としたバンドプロジェクトとの事だ。
ちなみに、このmasaという男、「Gackt」のバックでGt.を弾いてた事が
有るらしいので、Gacktのファンなら知ってる人が居るかもな。
BOOK-OFF某店にて、250円で販売されてたのを購入した今作だが、
上記の表ジャケより、曲目を記した裏ジャケの方がずっとロックっぽくて
格好良いので、そっちを表にすれば良かったのになあ、と思う。
大体、男の裸(といっても首ちょい下までだが)なんぞをジャケにしても、
喜ぶのはゲイかBL好きの腐女子くらいだと思う(偏見)のだが、どうだろう?
1曲目はデジタルサウンドのインスト曲かと思ったら、一応、歌詞付きの短い曲。
曲と歌詞があまり合ってないので、歌詞無い方が良いなあ。
ちょいと叙情性を含んだGt.と、静かな歌い回しで始まる2曲目は、
大河の雄大な流れの様な、アメリカンロック調の穏やかなミドルテンポ曲。
暖かさと優しい感じの加わったサビは日本人ならではのメロディーでは
ないかと思う。Vo.もメロディーにマッチしていて、個人的には今作一番のお気に入り。
3曲目は疾走曲。曲は悪くないが、Vo.がメロディーにマッチしてないため、
イマイチに感じてしまうなあ。
4曲目は優しく包み込む様なおやすみ的メロディーのスロー曲。
ラストの5曲目は明るく、爽やかなミドルテンポ曲。眩しい感じのする
開放的なサビは女性コーラスが神々しさを演出してる様に感じられる。
疾走曲よりも、2、4、5曲目の様なミドル、スロー曲の方が良い味出している。
しかし、入門編としては今作はあまり薦められるものではないな、
というのが率直な感想だな。
評価 60点
2,5がオススメだ。