Saju
(中国)
「Jing Ling」(98年作)
1.Jing Ling 2.Jing Ling(A.C.V.ver.) 3.Jing Ling(Non-vo.)
北京市出身の女性歌手のシングル。
ネットで調べた所、7歳の時に1万人以上の観衆の前で歌を披露したのを
きっかけに歌の世界に魅了され、以降は、合唱団に所属。
コンテストでの優勝。難関の楽団への入団といった経歴を経て
数々のステージに立ち、中国では「北京の歌姫」、
「ハイトーンヴォイスの歌姫」としてそれなりの地位を得ているらしい。
97年には日本デビューを果たしている。
アジア、中近東辺りを織り交ぜた様なアンビエントなサウンドで世界観を
表現する1曲目。始まりは歌声が静けさに満ちた雰囲気を演出。
脈の様に動的な電子音ビートが怪しく、不穏に展開。
伸びやかに歌い上げられる透明感有るハイトーンVo.と
シンセストリングス(多分)の絡まりが神秘的かつミステリアスな
雰囲気を醸し出す。途中から語りの様な男Vo.が加わり、
ストリングスは壮麗に、ドラマティックに盛り上げる。
曲の最後は宗教色を感じさせる男コーラス(かクワイア)で幕を下ろす。
2曲目は1曲目の別ver.である。
歌詞は中国語なんだけど曲にマッチしているので良しだ。
実質、たった1曲だけどアルバムが聴いてみたくなった。
で、探し出してもう数年になるんだけど、未だにお目に掛かった事が
無いんだよねえ・・・。
評価 55点
1がオススメだ。