THE BACK HORN
(日本)
「未来」(03年作)
1.未来 2.青空
4人組ロックバンドのシングル。
某複合量販店にて、レンタル落ちで100円で販売していたのを購入した。
ネットで調べた所、結成は98年。当初は「魚雷」というバンド名であった。
下北沢を中心にライヴ活動を展開し、01年にメジャーデビュー。
近年の夏フェスでは欠かせない存在となる程の人気を集めている。
楽曲の音楽性は、グランジ/オルタナティヴなヘヴィロックである。
戦争、平和、孤独、死、愛、生、つながり等のテーマが多く、
鋭角的な口語を用いた退廃的な歌詞。
胸を掻き毟る様に激情的、またはアグレッシヴで破壊的な、
そしてそこに70年代的歌謡曲テイストの哀愁メロを持ち込んだ
サウンドが特徴で、光と闇を強烈に感じさせる独自の世界観を持っている。
ネットでは上記の様に紹介されていた。
1曲目は叙情スロー曲。不安を感じさせる暗く、陰鬱な雰囲気の中、
Gt.の音色が仄かな灯りを思わせる。サビは黄昏を感じさせる
歌謡メロへと展開するぞ。
2曲目はテケテケと弾き回されるGt.を軸としたスローの進行から
疾走へと展開し、盛り上がる激情的なサビが実に良い。
哀愁メロ好きにはたまらないモノが有るだろう。
個人的には2曲目の方がオススメだけど、
正直、どちらもシングルにする様な曲じゃないな。
それに、マキシシングルなんだからせめて3曲は収録して欲しいぞ。
この2曲だけでバンドの良さを分かれと言われても難しいだろうに。
評価 54点
2がオススメだ。