WESTWORLD

(アメリカ)

「Skin」(00年作)

1.Skin  2.Ice Queen  3.Uneasy  4.Limbo  5.Black Shadow Symphony  

6.Tomorrows Yesterday  7.Out There  8.Heart is a Heavy Load  9.Get a Life

10.Uninvited(アラニス・モリセットのカヴァー)  11.Elastic(ボーナストラック)

「RIOT」のマーク・リアリ(Gt.)と 「TNT」のトニー・ハーネル(Vo.)を中心に

結成されたバンドの2nd。

元々はプロジェクトだったのが、今作から正式にバンドとして活動する事になる。

WESTWORLDでは最初に購入したアルバムである。

某店にて、「1枚480円、3枚1000円」セールで

格安かつ新品で購入出来たアルバムだ。

購入した当時、馬徳自身はRIOTTNTも聴いた事が無かったので

先入観無しで聴く事が出来た。

ゴシックっぽさを感じる1曲目。アメリカンハードでアップテンポな3曲目。

何かはわからないけど、笛系の楽器による哀愁を帯びたイントロから

アコギとVo.が入り、サビ辺りからBa.とDr.が入ってくる美メロバラードの4曲目。

「アラニス・モリセット」のカヴァーの10曲目は、

原曲どんなのか知らないんだけど悪くない出来だ。

ラストの11曲目はアルバム中1番明るく、キャッチーでシングル向き

アメリカンハードナンバーだ。でも曲的に考えると、この曲がボーナストラックなのも

仕方無いと思う。他の10曲と比べて、曲の雰囲気が合わないから違和感を感じる。

アルバム全体の雰囲気というか、イメージは暗いものだから。

そもそもジャケットがそうなんだし。

ボーナストラックを除くと、全体的にミドルテンポの曲中心だけど、

バリエーションに富んでいるため、そういうアルバムにありがちな

途中でダレたり、飽きる事は無い。

Vo.も良いけど、一番良い仕事をしているのはGt.だと思う。

ソロも含めて、曲の要所要所で良い感じに聴かせてくれる。

捨て曲無しの叙情ハードロックの良盤だ。

ただ、アルバムの「核」となる曲が無いのが残念。

それがあればもっと評価は上がっていた。

評価 82点

 1,3,4,11がオススメだ。

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