everymen
(日本)
「さよなら」(98年作)
1.序曲〜この世で一番小さな海(インスト) 2.さよなら 3.あの女 4.がんばっちゃれ
5.聖者になろうなんて思ってはいない → Introduce〜ふたりだけのクリスマスナイトより
6.さよなら(REMIX/INSTRUMENTAL)
3人組歌謡ロックバンドの1stミニ。
10年3月30日のDiaryで記した、8枚購入した内の1枚である。
「金もコネも無い、何処にでもいる様な俺達がどこまで
出来るのか」と、ソロ活動をしていた市野瀬智之(Vo./Gt.)を中心に
95年に結成され、東京都内のライヴハウスや野外ステージ等で活動していた。
02年に一度活動休止するが、05年に活動再開。
現在(10年4月)は二度目の活動休止中の様である。
楽曲の音楽性はJ-POPの範疇で語られるだろう打ち込みによる
歌謡POP/ROCK・・・で良いと思う。
歌謡曲の度合いが濃いから今一つハッキリとはしないけど。
1曲目はVシネマで使われてそうな歌謡曲っぽいインストなんだけど、
サウンドがチープさ極まりないモノであったため、始めの部分を
聴いただけで不安を覚えた。
そして2曲目。馬徳の不安は見事に的中。Vo.の悪い意味で
インパクトの有る歌い出しでガクッときた。
この後も微妙に音程外してる箇所がチラホラと聴き受けられ、
4曲目の途中で思った。
「何か、カラオケ聴いてるみたいだな・・・」と。
思ってから気付いた。
Vo.自体がエコーの掛かったカラオケ録音っぽいモノであり、
チープなサウンドはカラオケ音源に近いモノだったのだ。
音楽に興味を持って以来、千枚以上の音源を聴いてきた馬徳だけど、
いくら打ち込みとはいえ、インディーズ作品とはいえ、
ここまでチープなのは聴いた事が無い。
失礼なのは承知の上で敢えて言わせてもらうが、
馬徳がミュージシャンだったらこんな出来で
世に出したくないし、聴かれたいとも思わんぞ。
人にオススメ出来る出来無い以前の問題だよ。
まあ、楽曲自体出来があまり良くないんだけど。
評価 9点
オススメは無し。