カリキュラマシーン

(日本)

「月光少年」(05年作)

1.月光少年  2.ARE YOU HAPPY?  3.NO ANSWER  4.JAPANESE GIRL

5.BPM130BEATS(インスト)  6.シャラ・ラ・・・  7.PRETTY SAD  8.INFINITY LOVE

9.LOVE & PEACE  10.GRIND(HIDEKI SPECIAL REMIX)

3rdアルバム。

09年8月21日のDiaryで記した、15枚程購入した内の1枚である。

ネットで調べた所、元「De+LAX」「GEENA」榊原秀樹(Gt.)が

本格的に自らの音楽を表現する場として00年に結成。

榊原自身がVo.も務めるソロプロジェクトである

ネットでは楽曲の音楽性に関して、「ロックをベースに、

グラム、ノイズなどをミックスした斬新な音」と紹介されていた。

個人的にはデジタル、またはエレクトロな要素を含んだ

ROCK/POPSと解釈している。

「Perfume」辺りに通じそうなエレクトロポップスの1曲目。

加工された薄っぺらい高音艶かしく歌い上げるVo.

曲調に合っており、この手のが好きなリスナーにも受け入れられると思う。

個人的には許容範囲ギリギリだけど・・・。

2曲目はJ-POPガールズロックバンドがやってそうな、

ポップキャッチーさも有る疾走曲。たま〜に前面に出るKey.

キュートさを強く感じさせるな。

3曲目は叙情的かつアンビエントなミドルテンポ曲。

目を閉じて聴き入り、楽曲の世界観に浸ってみてはどうだろうか?

浮遊感の有る漂う様なメロディーの流れは心地良い一時を提供してくれる。

6曲目はどんよりとした薄暗い雰囲気のミドルテンポ曲。

バックで弾かれるシンセストリングス物悲しさを、

電子音不穏さを感じさせ、その絡まりはミステリアスかつ

ドラマティックに聴かせるモノとなる。

7曲目は重量感の有るバンドサウンドが爆走感を出している走曲。

歪んだギターサウンドがそれを助長している。

エアロビクスとかの際のバックミュージックに使えそうな

躍動アクティヴ感の有る9曲目。

多様な曲が収録されているけど、個人的にはどれもこれも

イマイチな曲ばかりで楽しめなかった(3曲目は除く)。

ロック寄りの曲も有るけどつまらなかったし。

正直、聴いてて「早く終わんないかな・・・」と思った。

この手の音楽性が好みでなければ手を出す必要は一切無い作品さね。

「De+LAX」「GEENA」のファンも同様だ。

評価 58点

3がオススメだ。

Review TOPへ戻る

TOPページへ戻る