DGM
(イタリア)
「HIDDEN PLACE」(03年作)
1.A DAY WITHOUT THE SUN 2.SAVE ME 3.HIDDEN PLACES 4.INVISIBLE RAIN
5.STORM#351 6.HEAVEN 7.ALONE 8.BLIND!! 9.AGE OF THE FLAME
10.WINTER BREEZE 11.WAITIN' FOR THE SUNRISE(live version、ボーナストラック)
4thアルバム。
DGMでは最初に購入したアルバムである。
「MASTERPLAN」でメロディックパワーメタルに大いにのめり込んだ後、
次なる良きメタルを求めて、BOOK-OFFで洋楽の棚を見ていた際に
見付けたのが今作だった。
ジャケはメタルっぽいし、商品の帯にも「HM/HR」とあったので、
1,150円くらいで販売していたのを、割引券を使って
950円(確かそのくらいだった)で購入した。で、聴いてみると、メロパワとは
違う感じだなと思い、調べてみるとプログレメタルである事が判明する。
馬徳にとって、これが初めてのプログレメタルだった。
ってゆーか「AVALON(レーベル)」め、騙しやがってコンチクショー!!
プログレなら「プログレッシヴメタル」って記しとけー!!!
・・・まあ、聴いた結果から先に言うと、手元に残す事にした。
AVALONのはハズレが少ないから助かるのだが、
こういうのを「不幸中の幸い」というのだろうか。
では、アルバムの話に行こう。
プログレの割に、7分以上の長い曲は少ない。
ボーナストラックの11曲目以外の10曲中、7分以上の曲は3,10の2曲のみである。
他は1曲目以外は皆5〜6分台の曲である。
あまり長ったらしい曲だと、途中でダレを覚える事が多いのだが、
今作ではそういったのは大して感じなかった。
楽曲はメロディアスな要素を多く含んでいるドラマティックなものである。
このメロディーにこのフレーズは合ってないんじゃないかな、と
思える部分がごく少数ながら有ったけど、大して気になる事ではない。
プログレというと、
ミドルテンポの曲が主体で、疾走曲とはあまり縁が無い
というイメージが有ったのだが、今作はそうではない。1曲目から疾走している。
まあ部分部分でテンポダウンしたりはするけれど、曲中で変化する展開は、
これはこれで面白いものだな、と思えた。
しかし、やはりプログレゆえに、聴き込まなければ良さを理解出来ないと思う。
評価 78点
1,2,5,9がオススメだ。