FROM YOUTH
(日本)
「月光」(02年作)
1.月光 2.Stand by days 3.STARTING OVER 4.Voice from youth 5.CD125T
4人組パンクバンドの1stシングル。
BOOK-OFF某店にて、中古で105円で販売されていたので購入してみた。
00年に結成されたツインヴォーカルのパンクバンドで、
「熱く胸を打つメロディーと、人の痛みや激情を自らの目線で
見つめた独自の世界観を表現。
彼等ならではの攻撃的な音楽スタイルを持っている。」
と、某音楽サイトでは紹介されていた。
1曲目「月光」は郷愁を感じるエモーショナルな爆走で幕を開ける。
この力強く、勢い十分な爆走感がまず良い。
歌メロは青春メロで展開。少々テンションダウンな始まりだが、
徐々に盛り上がって到ったサビで爆走再開。これが熱い!!
「さあ、皆。あの夕日に向かって
ダッシュだ!!」
と言わんばかりの青春的熱さは「陽」の曲に通じるモノが有るぞ。
男共の鼓舞する様なコーラスも熱さを助長し、
力一杯歌い上げるVo.も熱い。
汗と涙と夕焼けが似合いそうなむさ苦しくも熱い
青春男児の歌園へと足を踏み入れてみたいリスナーならば必聴の
熱キラーと言えようッ!!(ゲイ的な意味では無い)
2曲目は疾走曲。琴っぽく感じられるGt.(多分)が聴ける。
1曲目が熱過ぎたせいか大人しく感じられるかもしれんけど、
郷愁を含んだ哀愁のメロディーの出来は良いぞ。
3曲目は若干へヴィな始まりだが、やはり疾走。バタバタ打たれるDr.が印象的だ。
4曲目も疾走曲。Dr.が奥に引っ込んでて音が軽いために、
力強さに欠けた薄っぺらい感じになってしまっている。
3、4曲目はプロダクションの悪さが目立つな。本当ならもっと良い感じに
聴こえただろうに。勿体無い・・・。
ラストの5曲目はあっという間に終わる・・・曲じゃなく挨拶だなコレ。
こんなモノは要らん。
ミニアルバムだと思って買ってみれば実質4曲のシングル。
何か騙された様な感じだが、良い曲有ったから許すとしよう。
評価 60点
1,2がオススメだ。