IN STEREO
(アメリカ)
「Death Before EMO」(06年作)
1.WAKING UP 2.ALWAYS AND FOREVER 3.WHEN I COME UNDONE 4.UNDERTOW
5.HEY AMY 6.IN THE END 7.FASHION SHOW(ボーナストラック)
ジョージア州アトランタを拠点とするポップパンクバンドのミニアルバム。
BOOK-OFF某店で200円で販売されていたので購入してみた。
ミニアルバムなのに何故かマキシシングル扱いになっていたのだが、
それも分からないでもなく、今作は1,260円とお手軽かつ良心的な値段なのだ。
楽曲は馬徳好みなロック寄りの、ポップでキャッチーなパンクである。
1曲目は疾走曲。聴き心地良く快走する疾走具合が馬徳を一発でKOした。
サビが特に良く、この1曲で馬徳に大きな期待を持たせた。
2曲目はミドルテンポ曲。曲自体は悪くないのだが、
雰囲気が変わってしまうため、つながりの悪さを感じる。
3曲目はダンサブルに感じる縦ノリのアップテンポ曲。
4曲目はミドルテンポ曲。流れとしてはここで疾走曲を持って来れば
良かったんだけどなあ。せっかく3曲目で盛り上がったのに
ここでまた落としてしまったら意味が無いだろうに。
5曲目は疾走曲。出だしの走りっぷりがカッコ良くて、このまま走ってくれれば
凄く良い感じになったと思うんだけど、Aメロに入ったらパンク調に
なってしまってそれが勿体無い。まあ、サビで戻るけど。
6曲目は叙情的なミドルテンポ曲。Gt.のサウンドがジワジワと胸に迫る。
ボーナストラックの7曲目は疾走曲。Ba.が幾分前に出ていて、それが
ロック的な要素を強くしている様に感じた。良いフレーズも有る。
そしてサビはコーラスが良い仕事してるぞ。
「MEST」の4th以来、久々に洋楽パンクで良いのを見付けたな。
これで200円だから良い買い物したなあ、と思う。
MESTの4thが好きな人、またはメロディー派リスナーに強くオススメ出来るぞ。
フルアルバムが聴いてみたいな。
評価 82点
1,5,6,7がオススメだ。