MOLMOTT

(日本)

「PRETTY AND VIOLENCE」(02年作)

1.Merry Go Round  2.SECRET PARTY ENJOY NOW  3.MY LIFE WAR  4.月灯り

5.Peanut bomb  6.We Love You  7.Rainy Days  8.Easy Scene

9.In this story  10.MOLMOTTのテーマ  11.曲名不明のライヴ音源

三重県出身の4人組メロディックパンクバンドの1st。

メディア書店某店にて、中古500円で販売されていたので購入してみた。

ネットで調べた所、97年に前身のバンドを結成。99年に活動拠点を東京に移し、

バンド名を「MOLMOTT」へと改め、渋谷下北沢を中心にライヴ活動を

展開していく。現在は活動停止している。

彼等の音楽性はメロコアスカミクスチャーファンク等をルーツとした

キャッチーメロディックパンクであるが、「MEST」4thと違って、

こっちは陽気、能天気系明るいメロディーのため、個人的には

好みから幾分ズレているのだが、許容範囲であったため、馬徳の手元に残った。

1曲目はアップテンポ走曲。力強いバンドサウンドにイキの良さを感じる。

間奏始めのGt.刻み具合ロックしてて良いな。

2曲目もアップテンポ走曲。A、Bメロは南国風スカメロで進行するのだが、

歌詞の語尾でいちいち「ニャー」って聴こえるのが面白い。実際は違うけど。

4曲目の「月灯り」はミドルテンポ曲。「MOLMOTT+S」名義で

篠原ともえとコラボした事で話題になったらしい。A、Bメロはを想起する

静かなメロディーで進行し、サビでは力強い青春系情熱メロディーへと展開する。

5曲目はグルーヴィーなアップテンポ疾走曲。勢いの有る疾走感が

とても良いんだけど、メロの展開テンポの上下に大きな変化が

無いので、当初は何処がサビなのか分からなかった

あと、サビのコーラスにもっと熱さが欲しかったなあ。

8曲目はポップかつキャッチーな変化球的疾走曲。快走するメロディーは

聴き心地良い。間奏手前では短くミクスチャーっぽい曲調に

展開するのだが、個人的には新鮮に感じる面白い曲展開だ。

10曲目はミクスチャー系のミドルテンポ曲。この手の曲でよく有る

ラップ歌唱が聴ける。この曲では2曲目と違って、本当に「ニャーニャー」

歌い回す部分が有る。しかし・・・何故にニャー猫好きなのか?

バンドサウンドは力強さが有るものの、攻撃的なアグレッション

ほとんど無いので、そういうのを期待するリスナーには向かないだろうな。

けど、ヴァラエティ豊かな曲構成なのでダレ無く楽しめた。

評価 75点

1,2,5,8がオススメだ。

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