barbi
(日本)
「Irie Music」(06年作)
1.Irie Music 2.gleaming 3.波の向こう 4.hatagaya session
5.こんな夜はTHE COMPANY REMIX 6.人・空・木・太陽にAudio Planter's fruit juice dub
5人組レゲエバンドのシングル。
BOOK-OFF某店にて、中古で105円で販売されていたので購入してみた。
ネットで調べた所、結成は02年。渋谷、下北沢を中心に
ライヴ活動を行なって来たが、07年に活動休止している。
楽曲の音楽性の軸はレゲエであり、ソウル、R&B、ヒップホップ、
ファンク、ロックを融合したモノである。ネットでは「ツインギター、
ツインヴォーカルの歌が響くレゲエ」と案内されていた。
南国というより、日本の海の雰囲気が感じられる1曲目は
アッパーながら穏やかなノリを展開。踊るためというより
のんびりとしたい時向けの曲だな。この力を抜いた感じは悪くない。
2曲目は気が晴れずにもやもやしたモノを抱えた様な憂鬱さが
感じられる日常的メロディーのミドルテンポ曲。ラップ歌唱は好かないが
メロディーは良い。レゲエはロクに聴いた事無いからよく分からんけど、
明るく、陽気な曲ばかりという訳でもないんだな。
3曲目は再びのんびり系の曲・・・いや、これはくつろぎ系だな。
デパート等での夏物関係の売り場で流すBGMに調度良いんじゃないか?
4曲目はゲゲゲの鬼太郎の世界観に合ってそうな感じのインスト。
黒い塊が怪しく蠢いている様なベースリフ。
何かがケタケタ笑っている様な怪しさを、またはそういった
雰囲気を演出するGt.。大きな盛り上がりは無く、淡々とした感じも有るけど
個人的には割と良いと思っている曲だ。
夜中に目を覚ました様な雰囲気の曲で、若干の気だるさが感じられる
スローテンポの5曲目。
ラストの6曲目は電子音がサイケな世界観を描き出し、
加工されたVo.部分が絡まると漂う様なトリップ感が有る。
個人的には先にレビューした「Dogggystyle」よりもこちらの方が
評価は上だが、本腰入れてのめり込める音楽性ではないな。
レゲエはもう購入する気にならんわ・・・。
やはり馬徳はロック者なのだな。
評価 56点
1,4がオススメだ。