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(日本)

「Starting Over」(07年作)

1.REMENBER  2.AGAIN  3.STORY  4.PAIN

5.MY PACE  6.DREAMER  7.CHOICE  8.Don't Forget

北海道出身の3人組メロディックパンクバンドの1stミニ。

09年5月18日のDiaryで記した、約55枚購入した内の1枚である。

いつもの様にバンド自体の事は全く知らずジャケ買いだったのだが、

正直、個人的にはこの手のジャケはあまり好きじゃない

今作が新古品で販売されていた事と、商品の帯

「メロディックパンク」と記されてなかったら買わなかった。

・・・とまあ、購入動機はさておき、

上記の様に彼らは北海道を中心に活動しているバンドで、楽曲の音楽性は

ライトポップキャッチーな、というありふれたパンクである。

ちなみに、全篇英語詞だ。

1曲目はフェードインするGt.で始まり、快活活気良く快走し、

2曲目はドラマティックさを感じさせる憂いを帯びたメロディーで疾走し、

3曲目は悩みを抱えた様な曇りがちな所を感じさせる部分も有るが、

肝心な所はやっぱりライトに疾走する。

ここまで聴いて来て、感じる事は唯一つ。

物足りねえ!!

馬徳がロック派だから仕方無いのかもしれんけど、「MEST」4th

「IN STEREO」に比べると力強さが足りんのよね。

そんな風に思っていた所で続く4曲目も疾走曲。転がる様なBa.のイントロが良く、

曲自体も1〜3曲目より力強くて良いな。ちょっと評価回復

5曲目はミドルテンポ曲で、ここに来てついにロック派の馬徳に響く

力強いロックチューンが来た。こういうのもっと増やして欲しいわ。

再び疾走曲に戻った6曲目は疾走してはいるのだが、何処かのんびり感

有る曲だな。7曲目は走曲。走ってはいるけど、1〜3曲目と比べると

穏やかな感じだ。まあ、曲的にはこちらの方が好みだが。

ラストの8曲目は疾走曲。歌メロに入るとテンポダウンして

サビで疾走の曲展開なのだが・・・他には特に思う事無いなあ・・・。

ポップ色が濃くアグレッションに乏しいので、ロックの力強さ

求めるハードさを好むリスナーにはオススメ出来無いだろうな。

疾走曲よりミドルテンポの5曲目の方が今作では一番良い出来だった

というのも、疾走曲好きの馬徳としてはちと残念

でも5曲目は良かったので他のも聴いてみたいと思えたぞ。

評価 73点

5がオススメだ。

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